けんじょう

けんじょう
I
けんじょう【傔仗】
奈良・平安時代, 節度使・鎮守府将軍・大宰帥・大宰大弐・按察使(アゼチ)・陸奥出羽国守などに, 護衛のためにつけられた武官。
II
けんじょう【券状】
手形。 証文。 券書。
III
けんじょう【勧賞】
功労を賞して官位を進めたり土地・品物などを与えること。 また, 賜ること。 かんじょう。

「~には闕国を給ふべき由仰下されける/平家 1」

IV
けんじょう【喧擾】
さわぎ乱れること。 騒擾。

「心外には些(サ)の~なし/無窮(独歩)」

V
けんじょう【堅城】
守りのかたい城。

「~を抜く」

VI
けんじょう【献上】
(1)身分の高い人に物をさしあげること。 たてまつること。

「宮様に~する」

(2)「献上博多(ケンジヨウハカタ)」の略。
VII
けんじょう【謙譲】
(1)万事に控えめで, 他人に譲る・こと(さま)。 けんそん。

「~の美徳」「人となり, 温和~にして/西国立志編(正直)」

(2)文法で, 話し手が, 自身および自身の側に立つと思われるものまたは動作などを低めて表現することにより, 聞き手または話題中の人に対して敬意を表す言い方。
VIII
けんじょう【賢聖】
(1)〔仏〕
〔「げんじょう」とも〕
(ア)悪を去ったが凡夫にとどまっている者(=賢)と, 真理をさとった者(=聖)。 けんせい。
見道
(イ)仏道修行を積んだ高徳の僧。
(2)「賢聖(ケンセイ){(1)}」に同じ。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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